@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00001339, author = {比屋根, 均}, journal = {技術倫理研究 = Journal of engineering ethics}, month = {Sep}, note = {本稿は、2006年6月14日に主に大学生・大学院生を対象に行った名古屋工業大学技術倫理研究会第5回公開講演会を講義録として纏めたものである。ここではまず技術や技術の営みについて自らの経験や技術士制度などを通して説明し、学生達に技術者倫理を考える前提知識を与えている。若い技術者が陥りやすい過ちの例示は、意思疎通という社会性の基礎的能力の部分に失敗が起き易いことを示し、学生達に社会性を持つことへの心の扉を開かせようとする。続いて鉄道事故を例に、技術の綻びが事故の原因であることを指摘し、一般に経営者の問題と捉えられがちな企業組織起因のトラブルについても、それが技術の綻びである以上、技術者が主体的に関わるべき倫理課題であると指摘する。これはメソ・レベルの技術者倫理であり、ミクロ・レベルの技術者倫理で対応することは困難なこと確認した上で、メソ・レベルで行動できる自立した技術者像の提示を試みた。, application/pdf}, pages = {77--99}, title = {システム性トラブルに技術者倫理は有効か?―新しい技術者像を求めて―}, volume = {3}, year = {2006}, yomi = {ヒヤゴン, ヒトシ} }