@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00001349, author = {市村, 正也}, journal = {技術倫理研究 = Journal of engineering ethics}, month = {Dec}, note = {一般にリスク論においては、ある技術なり商品なりが持つリスクとベネフィットをなんらかの方法で評価して、リスクを減らすための対策の必要性を判断する。本論文では、リスク論におけるベネフィットの評価が過大になる傾向を持つ一方で、リスクの評価が過小になる傾向があり、その結果リスク対策に対し過度に否定的な結論が導かれやすいことを述べる。ベネフィット評価が過大になる原因として、1)恣意的な対抗リスクの列挙、2)現状の技術レベルを所与の条件とみなすことによる対策コストの過大な見積もり、の二点を考える。リスクの過小評価の原因としては、1)関係者の規則破りによるリスクの無視、および2)リスク評価に係わる専門家の不誠実さがもたらすリスクの無視、の二点を考える。, application/pdf}, pages = {15--32}, title = {リスク論批判:なぜリスク論はリスク対策に対し過度に否定的な結論を導くか}, volume = {5}, year = {2008}, yomi = {イチムラ, マサヤ} }