@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00001362,
 author = {山崎, 正勝},
 journal = {技術倫理研究 = Journal of engineering ethics},
 month = {Dec},
 note = {進化生態学で議論が進んでいる利他主義の研究成果が援用されて、人間の倫理的行動様式が、利己的利己主義（ＳＳ)、利他的利己主義（ＡＳ）、利己的利他主義（ＳＡ）、利他的利他主義（ＡＡ）の４種類に分類されている。アンケート調査から、行動様式の分布が、ＳＳからＡＡに対して、緩やかに減少すること、行動様式の親切度の平均値が、ＳＳからＡＡに対してほぼ等差数列的に増加すること、行動様式について平均した親切度が、利他的利己主義の親切度に一致することが実証的に示されている。また、進化ゲーム理論にエルゴート定理を適用し、観察から得られた分布を、二つの仮定、「お互いに協力し合う集団は、生存闘争で有利になる」および「お互いが親切にし合ったときは、周囲が称賛し、危害を与えたときは、周囲が非難する」に基づくモデルで理論的に再現することが試みられている。, application/pdf},
 pages = {129--148},
 title = {倫理行動の統計学的分析},
 volume = {7},
 year = {2010},
 yomi = {ヤマザキ, マサカツ}
}