@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00003728, author = {石井, 直宏 and 岩田, 彰 and 鈴村, 宣夫}, issue = {10}, journal = {電子通信学会論文誌. A}, month = {Oct}, note = {神経系の細胞レベルにおける情報伝達の媒体は神経インパルス時系列である.外界からの刺激に対し神経系内の情報がどのようなインパルス時系列へ変換されるか,更に又その定量的なは握が極めて重要である.いままで,外界から正弦波状の刺激を与え,その系を同定するため周波数応答法がしばしば適用される.この方法は一般的であるが,系の物理的要素との関連性を考察する上で必ずしも十分な情報を与えない.そこで本研究は,正弦波状の刺激が位置および速度成分に分解できることから,神経系の応答としてのインパルス時系列に含まれる位置および速度情報の割合を定量的に評価することを目的とする.はじめに神経インパルス時系列からできるだけ,真に近い信号を抽出するため,インパルス時系列の両方向性の指数平滑化操作を新たに導入した.次にこのような神経インパルス時系列に含まれる位置および速度情報を抽出するため,最小2乗法を適用し,刺激入力とインパルス時系列の相互相関関数から,上述の二つの成分の情報へ分解されることを示した.これらの方法論を小脳のプルキンエ細胞の神経インパルス時系列へ適用した., application/pdf}, pages = {680--687}, title = {神経情報に含まれる位置および速度成分の抽出}, volume = {J63-A}, year = {1980}, yomi = {イワタ, アキラ} }