@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00004089, author = {松尾, 啓志 and 岩田, 彰 and 堀場, 勇夫 and 鈴村, 宣夫}, issue = {6}, journal = {電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理}, month = {Jun}, note = {心筋梗塞などの心臓疾患を診断する場合,左心室形状の時間的な変化,すなわち左心室壁の動きは重要な診断要素となる.しかし現在では,2方向から計測した2次元投影像から,心臓の壁運動を観察する方法が一般的に用いられている.本論文では,2方向から投影した左心室内腔像から左心室内腔の3次元構造を再構成可能なアルゴリズムを提案した.本アルゴリズムは再構成対象物体を,X線吸収係数が一定な凸状充満物体であると限定することにより2方向からの投影だけでも,正確な物体形状の再構成が可能である.また本再構成アルゴリズムは現状技術においても再構成に必要な投影データを1/30秒で得ることが可能であるため,心臓壁運動の動画像表示が可能である.更に本再構成アルゴリズムを臨床適用する際の問題点および補正方法について検討を加えた後,実際の臨床例に適用した.その結果,動画表示した再構成結果から疾患部位の壁運動異常を確認することが可能であった.また左心室の重心からの壁運動量および収縮末期時刻をパラメータとするマップを作成することにより壁運動異常の定量化についても検討した.その結果梗塞部位は他の部位に比べて壁運動量が少なく,局所収縮末期時刻も不均一になることが確認できた., application/pdf}, pages = {828--836}, title = {2方向投影からの再構成アルゴリズムを用いた心臓左心室動画像再構成システム}, volume = {J74-D2}, year = {1991}, yomi = {マツオ, ヒロシ and イワタ, アキラ} }