@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00004181, author = {小川, 恭孝 and 菊間, 信良}, issue = {11}, journal = {電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用}, month = {Nov}, note = {アダプティブアンテナの基本原理は,アレーアンテナのヌルを自動的に妨害波の到来方向に向けることによってこれを除去するものと言える.受信すべき所望波と抑圧すべき妨害波との識別法によりいくつかの方式に分類される.本論文はアダプティブアンテナの理解を容易にするため,代表的な四つの方式を取り上げ,動作原理,ハードウェア構成,基本特性,将来展望を述べたものである.まずはじめに,アダプティブアンテナを記述する際に用いられる複素表示法(解析的信号,複素ウエイト)について概説した後,LMSアダプティブアンテナの説明を行っている.これは,参照信号との波形の違いにより妨害波の識別を行うものであり,所望波到来方向が受信側で不明な場合にも適用が可能であるため,移動通信に有効である.次に所望波到来方向が受信側で事前にわかっている場合に用いられる,DCMPアダプティブアンテナとHAアダプティブアンテナについて論じている.これらは,所望波到来方向以外の方向から入射する信号を妨害波とみなすものである.最後に,強い電力を有する信号を妨害波として抑圧するパワーインバージョンアダプティブアンテナの説明を行っている.これは電力の違いにより所望波と妨害波の区別を行うもので,構成が容易なアダプティブアンテナである., application/pdf}, pages = {721--732}, title = {アダプティブアンテナ理論の進展と今後の展望}, volume = {J75-B2}, year = {1992}, yomi = {キクマ, ノブヨシ} }