@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00004535, author = {黒田, 慎一 and 山口, 栄作 and 内匠, 逸 and 畑, 雅恭}, issue = {12}, journal = {電子通信学会論文誌. A}, month = {Dec}, note = {本論文では,パリティチェック符号を高次元化した符号(高次元鎖符号と呼ぶ)の新しい復号法を提案する.先に提案した鎖符号に対する復号法は,訂正法が複雑で計算に時間がかかる問題を抱えていた.我々は,高次元鎖符号が複数の2次元鎖符号に分割できる点に着目し,計算量の少ない2次元鎖符号の誤り訂正を繰り返すことで高次元鎖符号の誤り訂正が行えることを示した.この復号法は,従来の復号法と比べてより少ない計算量で同等の訂正能力を得ることができる.また,高誤り率下では,ランダム誤りとバースト誤りが混在するため,複合誤り訂正を行う符号が望まれるが,提案する符号の復号法は次元分割を行っているので,伝送ブロック上に発生した誤りが各2次元面に均等に拡散されるため,2次元面では通信路上の誤りがランダム的となり,誤り訂正が効率的に行われる.また,解析とシミュレーションにより,次元を大きくすると訂正能力が高まり,そのときの訂正能力の限界は符号のサイズmで決定されることを示した.更に,畳込み符号,リード・ソロモン符号との性能比較を行い,鎖符号は誤り訂正の処理利得が高く,また,訂正のスレッショルド点も高い誤り率にあると同時に復号による誤復号率も小さいため,高誤り率での誤り訂正に適した符号であることが示された., application/pdf}, pages = {2145--2154}, title = {高次元超立体鎖符号の幾何学的な復号法と訂正限界 : 高誤り率10^<-1>~10^<-2>における訂正能力}, volume = {J80-A}, year = {1997}, yomi = {タクミ, イチ} }