@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00004608, author = {谷野, 正明 and 王, 建青 and 藤原, 修}, issue = {12}, journal = {電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用}, month = {Dec}, note = {本論文では,一般環境下の安全基準レベル(1mW/cm2)の1.5GHzマイクロ波にさらされた頭部の上昇温度を,筆者らの製作になる成人リアルモデルとそれを縮小して得られた幼児サイズモデルとに対してFDTD法で計算した.外気温を考慮した不均一な初期温度分布の熱平衡状態にある頭部に対して上昇温度を試算した結果,ピーク値は全組織において成人モデルのほうが幼児サイズモデルよりもやや高く,成人モデルでは眼球(0.07℃),幼児サイズモデルでは筋肉(0.055℃)でそれぞれ最大に達していること,上昇温度の組織平均値は眼球を除けば幼児サイズモデルのほうが成人モデルよりもすべて高く,特に脳組織における上昇温度の平均値(0.0058℃)は,ピーク値よりも一けた近く低いが,成人モデルの平均値よりも3倍近くも高くなること,などがわかった.後者の結果は,発熱源であるSARのホットスポットが頭部内部に生じたことによるものであり,不均質な頭部リアルモデルでも幼児サイズではホットスポットが現れることがわかった., application/pdf}, pages = {1136--1144}, title = {成人と幼児の頭部を対象とした1.5GHzマイクロ波による上昇温度のFDTD計算}, volume = {J81-B2}, year = {1998}, yomi = {オウ, ケンセイ and フジワラ, オサム} }