@article{oai:nitech.repo.nii.ac.jp:00004909, author = {藤原, 祐二 and 臼田, 毅 and 内匠, 逸 and 畑, 雅恭}, issue = {1}, journal = {電子通信学会論文誌. A}, month = {Jan}, note = {量子情報理論において,信号検出の誤り率を最小とする量子最適受信機を実現することは大きな課題の一つである.量子受信機は決定作用素により表現されるため,量子最適受信機の実現のためには誤り率を最小にする最適決定作用素を導出することが重要である.この最適決定作用素の解析的導出は一般に困難であるが,信号が純粋状態である場合についてはいくつかの具体的な信号系に対して最適決定作用素が得られている.一方,混合状態信号は,古典雑音を含む,より一般的な信号に対応するため,それに対する考察はより重要であると考えられるが,最適決定作用素が得られているのは,2次元系における2元信号や M 元対称信号など,ごく基本的な場合のみである.この最適決定作用素に関して,純粋状態信号に対する最適決定作用素が混合状態信号に対してもかなり良い信号検出過程となりうることが示唆されている.本論文では,これらの示唆に基づき,純粋状態信号に対する最適決定作用素を混合状態信号に対し,どの程度まで適用できるかについて調べる., application/pdf}, pages = {63--72}, title = {純粋状態信号に対する量子最適決定作用素の混合状態信号に対する適用可能性}, volume = {J84-A}, year = {2001}, yomi = {タクミ, イチ} }